記事を読んだ方に商品や相談先を案内したいときは、まず「どの疑問に答えた直後か」を考えましょう。答えと行き先がつながっていれば、ボタンを何度も並べなくても次の行動を選びやすくなります。
この記事では、ワードプレスの記事で使う本文リンク、ボタン、共通パーツの役割を整理します。リンク台帳の作り方から、スマホ表示、公開前の確認、クリック計測まで、記事を読み進める順に見ていきましょう。
結論:本文の疑問と案内先を対応させる
CTAとは、購入、資料確認、相談など、読者の次の行動を案内する文言やボタンのことです。たとえばサイズを選ぶ説明の直後なら商品の寸法表へ、導入方法の比較を読んだ直後なら相談先へ案内できます。すでに設置した案内から問い合わせにつながっていない場合は、問い合わせ導線の点検も参考にしてください。
記事を書く前にリンク台帳を用意する
記事、案内する目的、リンク先、表示文言、配置、管理担当を一行にまとめます。商品ページへ進んでほしいのか、仕様比較を見てほしいのか、個別相談を希望しているのかを分けると、ボタンの言葉も決めやすくなります。
| 本文で解決した疑問 | 案内文の例 | リンク先 |
|---|---|---|
| サイズの選び方 | サイズと対応条件を確認する | 対象商品の仕様ページ |
| 導入方法の違い | 自社に合う進め方を相談する | 支援内容・相談フォーム |
| 使用上の注意 | 詳しい取扱方法を見る | 説明書やサポートページ |
| サービスの契約条件 | 公式ページで条件を確認する | 確認済みの紹介リンク |
案内文を決めたら、リンク先でその答えを実際に読めるか確認します。「サイズと対応条件を確認する」と書いたのに、移動先に寸法がなければ読者は探し直すことになります。無料の案内も、対象範囲や申込み条件を確認できる場合に限って使いましょう。
本文リンク・ボタン・共通パーツを使い分ける
文章の補足には自然なテキストリンク、明確な行動にはボタンブロックを使います。リンクの文字は「こちら」だけにせず、移動先で分かることを表してください。画像だけをリンクにする場合は、画像が見えなくても目的が分かる代替テキストが必要です。
多数の記事で同じ案内を使うなら、同期パターンなどの共通化を検討できます。ただし共通部分を編集すると利用先にも影響するため、変更対象を先に確認します。サービス名や商品固有の注意まで共通化せず、全記事共通の装飾と各記事固有の情報を分けましょう。
テーマ側に末尾の相談案内があるサイトでは、本文にも同じ大きな案内を重ねないようにします。本文末尾は要点と相談できる内容を説明し、共通のボタンへつなぐ構成でも十分です。
上部・途中・末尾には異なる役割を持たせる
- 上部:すでに比較や申込みを考えている人へ、関連する案内を簡潔に示す
- 途中:仕様や手順を理解した直後に、詳細情報や該当商品へ案内する
- 末尾:要点を整理したうえで、相談や比較など次の選択肢を示す
各位置すべてに必ず置く必要はありません。記事の長さと疑問の数で決めます。アフィリエイトの紹介と自社への相談は相手先が違うため、同じ「申し込む」ボタンにせず区別してください。広告・PRの表示は、読者が広告を含む記事だと分かる位置に保ちます。
リンク先の確認を公開作業に組み込む
- 編集画面で対象の文字やボタンを選び、URLを確認する
- プレビューで通常のリンクを開き、商品や相談内容が一致するか見る
- PCとスマホで押しやすさ、改行、隣のリンクとの間隔を確認する
- 共通パーツと本文の案内が重複していないか点検する
- 変更日と対象記事をリンク台帳へ残す
アフィリエイトURLの動作確認は、広告主やASPのルールに従い、自己申込みや成果を発生させる試験をしないでください。リンクの改変が認められる範囲も素材ごとに確認します。広告リンクには適切な属性を付け、終了した案件の差替え対象を台帳から探せるようにしておきます。
スマホで本文の読書を邪魔しない
横に並べたボタンが小さくなりすぎる場合は、スマホで縦に並ぶようにします。長い文言を無理に一行に固定せず、自然に折り返せる方が読みやすくなります。画面を覆う追従ボタン、閉じられない案内、本文と広告の見分けがつかない配置は避けましょう。
内部リンクは通常のページ遷移を基本にし、用語集など読みながら参照したい補足は新しいタブの利用も検討できます。その場合は開き方が分かる案内を付け、すべてを機械的に別タブにする必要はありません。
クリックと購入を分けて計測する
ボタンがクリックされたことと、購入や相談が完了したことは別です。GA4の拡張計測による離脱クリックは外部リンクが対象で、同じサイト内の商品リンクまで一律に計測されるわけではありません。必要な内部行動は、実装担当とイベントの設計・検証を行います。
外部モールの最終購入は自社サイトのGA4だけでは把握できない場合があります。リンク位置ごとのクリックを中間指標にし、販売先のデータとは取得範囲を確認したうえで比べましょう。URLやイベントへ氏名・メールアドレスなどを入れないようにします。
まとめ
記事から商品や相談先へつなぐときは、読者の疑問、答えを示す場所、次に案内するページを一組で考えましょう。公開前にはリンク先の内容とスマホでの見え方を確認し、公開後はクリックと購入・相談を分けて振り返ります。一人運営なら重要な記事から一つずつ、チームならリンク台帳と確認担当を共有すると続けやすくなります。記事と商品・相談の流れはMO-LIBの販促支援でも整理できます。
サーバー環境も確認したい方へ
新しくWordPressサイトを用意する場合は、動作要件、更新料金、バックアップと復元の条件を確認しましょう。契約だけで集客やショップの運用が完成するわけではありません。
参考資料:Google公式資料1、Google公式資料2。機能や画面、契約条件は利用環境に応じて確認してください。
