お盆、年末年始、棚卸しなどで出荷を休む場合、ECサイトを閉じる必要はありません。ただし、通常どおり注文できるのに配送予定が分からない状態では、問い合わせやキャンセルにつながります。
休業期間の販促では、売上を増やすことだけでなく、いつ届くのか、問い合わせへいつ回答できるのかを先に伝えることが重要です。
結論:配送案内を整えてから販促を決める
最初に、休業前の最終出荷、休業中の受注可否、出荷再開日、問い合わせ対応日を確定します。クーポンやメルマガは、その案内と矛盾しない条件で設計します。
休業前に確定する項目
- 休業期間
- 休業前に出荷できる注文の締切
- 休業中も注文を受け付けるか
- 出荷再開日と処理順
- 問い合わせへの回答再開日
- 取り寄せ品・予約品などの例外
締切時刻は在庫、決済、注文内容によって変わる場合があります。「すべて翌日発送」などと断定せず、対象条件と例外を明記します。
告知を掲載する場所
サイト上部とお知らせ
全訪問者に関係する休業案内は、トップページのお知らせだけでなく、ヘッダー付近など見つけやすい場所にも掲載します。バナーを作る場合は、掲載先・リンク先・役割を先に決める方法で管理すると公開漏れを防げます。
商品ページ・カート周辺
購入判断の直前に配送予定が分かるよう、商品ページやカート周辺にも簡潔な案内を置きます。モールでは利用できる表示場所や文字数が異なるため、各管理画面の現行仕様を確認します。
メールとSNS
休業前、締切直前、再開時に案内します。すべての媒体で日付と条件を揃え、古い案内を休業後に残さないよう終了作業も担当化します。
休業中のクーポンを設計する場合
休業中も注文を受け付ける場合、クーポンは購入の後押しになります。ただし、割引率だけで決めず、粗利、対象商品、最低購入金額、利用期限、併用条件、出荷予定を確認します。
- 配送が休業明けになることを明示する
- 在庫切れになりやすい商品を除外する
- 問い合わせ対応の遅延を案内する
- 終了日時と表示削除の担当を決める
- 利用数だけでなく利益とキャンセルも確認する
公開前チェックリスト
- すべての媒体で休業日が一致している
- 注文締切と出荷再開日が明記されている
- 例外商品と決済条件を確認した
- 問い合わせ回答日を案内した
- クーポン条件と配送案内が矛盾していない
- 休業後に告知を外す担当と日時が決まっている
複数モールで例外処理を整理する際は、システム導入前に整理する例外処理も参考になります。
まとめ
長期休業中の機会損失を減らすには、受注を続けるかどうかだけでなく、締切、出荷再開、問い合わせ、例外、告知の終了処理まで設計します。配送案内を確定してから、利益と顧客期待を崩さない範囲で販促を検討しましょう。
