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色、サイズ、加工、付属品などの選択肢が多い商品は、購入者が迷いやすく、店舗側でも受注後の確認が増えます。選択肢を増やすだけでは、選べない、選び忘れる、組み合わせを誤るといった問題が残ります。
カート改善では、画面表示だけでなく、SKUの持ち方、注文データ、在庫、出荷までを一つの設計として考えます。
結論:商品構造を整理してから選択画面を作る
最初に、在庫や価格が変わる選択肢と、注文時の指示だけでよい項目を分けます。その上でSKU、必須選択、表示順、受注データへの渡し方を決めます。
選択肢を3種類に分ける
1.在庫を分ける選択肢
色やサイズなど在庫数を個別に管理する必要があるものは、SKUとして区別します。欠品時の表示や販売停止が正しく連動するかも確認します。
2.価格や納期が変わる選択肢
加工や追加部品など、選択によって金額・納期が変わる項目は、変更内容が選択直後とカート内で確認できるようにします。追加料金を説明文だけに置かないことが重要です。
3.注文時の確認情報
名入れ文字など在庫を持たない情報は、SKUと分けた入力項目として扱います。文字数や使用可能文字を示し、入力例とエラー条件を明確にします。
未選択のままカートへ進ませない
必須項目には初期値として実在する選択肢を自動設定せず、「選択してください」と表示します。未選択時は該当項目の近くに理由を示し、入力位置へ戻れるようにします。エラーがページ上部だけに出ると、スマートフォンでは原因を見つけにくくなります。
スマートフォンでの確認項目
- 選択肢名と値が途中で切れない
- 現在の選択内容と価格が見える
- 必須と任意を区別できる
- 説明を開いても購入ボタンを見失わない
- エラー後に入力内容が消えない
- カート内でも選択内容を再確認できる
受注後の処理まで照合する
テスト注文を行い、管理画面、通知メール、出荷データにSKUと選択内容が正しく渡るか確認します。外部の在庫・受注システムへ連携する場合は、未対応の組み合わせや文字数上限も確認します。
受注後の例外処理は、複数チャネル受注の例外処理を整理する方法も参考になります。商品ページから別ページへ案内する場合は、リンク先管理の基本も確認してください。
避けたい設計
- 在庫管理が必要な選択肢を自由入力にする
- 必須項目に実在する初期値を入れる
- 追加料金をカート投入後まで表示しない
- 商品ページだけ確認して受注データを見ない
- PC表示だけで選択操作を判断する
まとめ
選択肢の多いEC商品は、在庫、価格・納期、確認情報を分け、SKUと入力項目を適切に設計します。未選択を防ぎ、スマートフォンと受注後データまでテストすることで、購入者と運営担当者の双方の負担を減らせます。
